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  • 2026.01.04
    • コラム

多機能メディアプレーヤー「BrightSign(ブライトサイン)」とは?空間演出を支えるコスパ最強のオールインワンユニット!

1. BrightSignとは?
2. 様々なオプションセンサーキットを用いてインタラクティブサイネージを実現
3. 活用事例
4. まとめ

「BrightSign(ブライトサイン)」は世界的なマーケットシェアを誇る多機能メディアプレーヤーです。
ブライトサインは汎用PCやメディアプレーヤーと違う大きな特徴があります。

  • 「ソリッドステート・ファンレス設計」による安定稼働
  • 専用OS「BrightSignOS」による堅牢性
  • 単なるプレーヤーではなく外部デバイスなどと連携が可能なインターフェースを搭載

ブライトサインのハードウェア設計における最大の特徴は、可動部品を完全に排除した「ソリッドステート・ファンレス設計」にあります。ファンが存在しないため、吸気口から空気中の埃、塵、油分を筐体内部に吸い込むことがありません。過酷な環境下でも、基板への埃の堆積によるショートや熱暴走のリスクを劇的に低減します。

ハードウェア以上に重要なのが、オペレーティングシステム(OS)です。デジタルサイネージ専用に開発された「BrightSignOS」を搭載し、サイネージ再生と外部制御に必要な機能のみに絞り込まれているため、システムリソースを極限までコンテンツ再生に集中させることができ、スムーズな再生を実現します。

また、映像を出力するだけでなく、外部からの入力を受け取り、外部機器へ制御信号を送るハブとして機能することで、高価な制御用PCなどを代替することができます。豊富なインターフェースは様々な接続に対応しています。

  • USB:タッチパネル、マウス・キーボード、USB接続型センサー
  • LAN:UDPコマンドを用いた外部システムとの双方向通信
  • GPIO (General Purpose Input/Output):物理スイッチ、GPIO人感センサー
  • シリアル(RS232C):LiDAR(測域)センサーなどのオプションセンサーキット

この豊富なインターフェースを持つブライトサインの最大の強みは、単なる映像再生プレーヤーではなく、センサー、照明、音響、そして外部デバイスを統合的に制御するコントローラーとして機能する点にあります。その強みを用いて低コストで高品質なインタラクティブサイネージを実現することが可能です。

LiDARセンサー

LiDAR(ライダー)センサーは複数の仮想2D検出領域(ゾーン)を作成し、ゾーンへの人やモノの出入りを検出します。

人の手や腕がゾーンを横切ったことを検出することができるので、例えば商品棚にLiDARセンサーを設置して人が特定の製品に手を伸ばした際に映像を切り替えるといった演出が可能になります。

また、プロジェクターで壁や床に投影したオブジェクトにタッチすると、別のオブジェクトを重ね合わせて投影するなどのインタラクティブな映像演出も実現できます。

今までであればPC、センサー、専用ソフトウェアなどと組み合わせてシステムを構築する必要がありましたが、ブライトサインのエコシステム内で完結することが可能となりました。

人感センサー

人感センサーは人やモノとの距離を検出し、設定した距離に応じてサイネージを切り替えます。

また検知距離を10cm以内に設定すれば、センサー直近に手を近づけることで反応する「エアボタン」(非接触のスイッチ)としても機能します。

顔認識センサー

現代テクノロジーでは当たり前になった顔認識ですが、もちろんブライトサインにおいても活用できます。センサーが人物の性別や年代を判断してサイネージをコントロールします。

温度センサー

温度センサーは、温度や湿度の変化を検知して、あらかじめ設定した条件に応じてブライトサインをコントロールします。

指定した温度を超えた際にアラートを表示することや、リアルタイムの温度・湿度を表示することも可能です。

ブライトサインの多機能性が実際にどのようなシーンで活用できるか、どのような課題を解決するのか具体的な活用事例をご紹介します。

店舗・デパートなど

高級コスメブランド店などの先進的な店舗などではブライトサインを活用してブランド体験を深化させています。

画像引用:BrightSign©

  • 【課題】
    商品が数多くなる中で、特徴を理解してもらいながらブランドの世界観に没入してもらう。
  • 【解決策】
    ワイヤレスピックアップセンサーとブライトサインを連動させたインタラクティブサイネージを展開。香水のボトルを持ち上げると、その香りの成分を可視化した美しい映像が流れ、ブランドの世界観に没入させる。
  • 【効果】
    販売スタッフが接客せずとも詳細な情報提供を可能にしたことに加え、顧客が商品を「体験」する時間が延び、エンゲージメントが向上。
工場・建築現場

先程の温度センサーキットを使用し、工場・建築現場においてリアルタイムの温度・湿度を表示することで熱中症の注意喚起に活用することが可能です。

Created with Gemini 3 Pro

  • 【課題】
    朝礼などで注意喚起は行っているものの、作業中は個人の感覚に頼りになってしまう。
  • 【解決策】
    温度センサーとブライトサインの連動で、リアルタイムの温度・湿度を大画面に表示。危険度に応じて警告コンテンツを割り込んで表示する。
  • 【効果】
    数値に基づく客観的な警告により休憩や水分・塩分補給を促し、現場管理者の負担軽減と安全確保を両立する。夏季以外では1日のスケジュール、安全注意喚起、マニュアルなどを表示し生産性向上にも貢献。
展示・アート空間

展示空間やデジタルアートにおいても、安定した映像送出のためにブライトサインが活用されています。

画像引用:BrightSign©

  • 【課題】
    PCによる運用で映像が途切れたり過熱トラブルが発生。職員による復旧作業の手間や、ダウンタイムによる来場者の没入感が損なわれ施設のブランドイメージが損なわれるリスクが発生。
  • 【解決策】
    ブライトサインを導入し、マルチ出力やセンサー連携により、インタラクティブかつ管理も容易な展示環境を再構築する。
  • 【効果】
    システムの安定稼働によりダウンタイムが解消され、職員は接客に専念可能となったほか、1台で複数画面を運用できるようになり効率性も向上した。

ブライトサインは単に「映像を流す」メディアプレーヤーではなく、「空間全体を演出し、人と対話する」ことに対応したオールインワン型の多機能メディアプレーヤーです。

  • 圧倒的な信頼性
    PCのようなOSトラブルや熱暴走のリスクがなく、高い安定性で稼働し続けることができます。これは店舗や施設にとって「運用コストの削減」に直結します。
  • 空間を操る拡張性
    センサー、照明、スイッチ、タッチパネルなど、あらゆる外部機器とつながり、それらを制御する「司令塔」として機能します。これにより、高価な制御システムを使わずに、アイデア次第で高付加価値なインタラクティブ体験を作り出せます。
  • 長期的なコストパフォーマンス
    初期導入費だけでなく、電気代(PCの約1/10)、故障による交換頻度、復旧にかかる人件費を含めたトータルコスト(TCO)で考えると、ブライトサインは間違いなく最も経済的な選択肢の一つです。

「お客様が近づいたら歓迎する映像を表示したい」「商品を手に取ったら照明と連動させたい」「空間全体を映像と光で包み込みたい」 そんな空間演出のアイデアを、高い信頼性と低コストで実現するパートナー。それが多機能メディアプレーヤー「BrightSign」です。

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